どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の3年生です。

生きている我が子が亡くなった我が子の年齢に近づく

あいぼんは、現在5歳4か月。
後1か月で、5歳5か月になる。

5歳5か月…
次女が亡くなった年齢。

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その年齢に、生きている我が子が近づく。

そして、越えようとしている。

何とも言えない感情がある。

言葉に出来ない思いがある。


あいぼんは、次女が生きていた時には、まだこの世にいなかった子。

新たな命が生まれ、大きく育っていくこと。

姉の年齢を超えようとしている。

超えられるのだろうか…

元気だった我が子を、突然亡くすという経験をしているから、不安に思ってしまう。

そんな風に考えるのは、理解してもらえないだろう。

当たり前の日常は、当たり前ではない。

朝、隣で確かに笑っていた子が、その夜にはいなくなる事があるんだ。


不安に思ってしまう自分を、仕方ないよと認めてあげようと思う。


風見しんごさんの「ゆるら」と言う曲。

歌詞の中のフレーズ。
本当にその通りだと思う。

あたりまえの日々が、ただ君かそこにいてくれるという事が
どんなにすごい奇跡だったのか
君が教えてくれたから


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