次女が亡くなってから数年、答えに困る質問があった。
「お子さんは何人ですか?」
あいぼんがまだ生まれていなかった頃、お姉ちゃんだけだったけれど、、
ひとりです。とは、答えられず…
「2人です。」と答えていた。
2人と言うと、この先に続く質問にも困ることになる。
何歳ですか?
男の子?女の子?など、、
その時は◯歳と、生きていたらなっていた年齢を答えていた。
ただ、更に続く質問によっては、亡くなったと話さなければ、辻褄が合わなくなる。
亡くなった事実を話すと、質問した相手に気を使わせてしまう、、
こういう経験を何度かして、私なりの答え方をするようになった。
お姉ちゃんとあいぼんのことだけを言う。
2人だと。
心の中では、3人と答えて…
相手にとっては、天気と同じぐらい、何気ない会話だと思う。
それを、天気と同じように受け答え出来るまでには、12年の年月がかかった。
最近、あいぼんの保育園のママさんに、聞かれる機会が増えて、冷静に答えてられる自分に気付いた。
保育園や療育関係の先生とか、話しても大丈夫な人には、事実を伝えている。
そういう機会もあるから、次女が生きていた証を、誰かに知ってもらえている気がするから…
子供を亡くした親は、生きていたら何歳と歳を数え。
子供は何人ですか?の問いに、亡くなった子供も含める。
いつまでも、続くものなのかもしれない。
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