どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

【障害受容】健常児のやり取りを目の当たりにする

障害受容…

あいぼん自閉症かも?とわりと早くから思っていたので、診断された時は、ショックより安堵の方が大きかった。

育てにくいのは、自分のせいではなかったから。

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自閉症啓発デーのポスター4月に駅に貼っていた)

どんどん成長していく同級生を見ていると、切ない気持ちになることもあるが、次元が違う感じなのでショックも小さくなっている。
気分が落ちている時は、クラス便りの内容が地雷になることもあるけれど…

みんなで話し合って何をするか決めたり、発表したり、遠足の内容を詳しく家庭で説明している様子、、
世界が違いすぎて何を言っているかわからない…

すごいな、、健常児…と思う。

あいぼんは、絵で表現しているよ、、
伝わっている、伝えられている。
言葉で伝えるだけが、コミュニケーションじゃないから…


保育園の帰り、傘差して大荷物を持ち、あいぼんをおんぶの私達親子

そのすぐ後ろを、傘差してカッパ着て、ママとお友達と会話しながら歩く、2組の親子連れ。
保護者のネームプレートの色から2歳児だとわかる。

辿々しい会話の中にも、相手に対する思いやり、相手の足取りに合わせることが出来ている。

健常児の2歳児、、
凄すぎて、、、
微笑ましい姿が眩し過ぎた。

あいぼんは…
2歳児の子の会話を真似している。
繰り返し繰り返し。

何だか、たまらなく切なくなった。

健常児って、教えなくても適度な距離を保つことが出来るんだ。

傘差して歩けるんだ。

何回教えても出来ないし、というか、保育園の帰りは母がおんぶするという、【こだわり】を崩せない。

20キロ越えの子をおんぶはキツイ。
私、介護職の頃は腰痛知らずだったのに、、
今は腰痛が辛いわ、、


私なりに障害受容は出来ていると思っている。
比べても良いことはないとわかっている。

けれど、目の当たりにすると、微笑ましい姿も羨ましい気持ちが大きくなってしまう。

これは、どうすることも出来ない感情なのだろう。

羨ましいと思っても良い、だって羨ましいのだもの。

障害受容は、完全に比べたり羨ましい気持ちをなくすことではなく、その気持ちと付き合いながら、折り合うことなのかなと思う。

その気持ちを持っている自分を認めて、その中で障害児育児の中で小さな喜びを探して行ければ良いと、それが障害受容なのかなと私なりに思っている。

なかなか難しいのだけれども。

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