どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

【小学校】ちょっとだけ切ない

放課後デイがない日、学校へあいぼんを迎えに行く。

校門前から少しずつ距離を伸ばして待ち合わせをして帰宅している。

あいぼんが先に待ち合わせ場所に来て私がいないと混乱すると思うので、少し早めに迎えに行っている。

そうすると待ち時間が長くなり、帰宅する子供達に何人も出会う。

あいぼんと同じ2年生。
仲良く3人で帰っている。
そこにもう1人やって来て、ふざけ合いながら楽しそうに帰路へ向かう。

そんな光景を見ていると、ちょっとだけ切なくなる。

あいぼんが走って来た!

【おかえり】と言うとニンマリして、すぐに自分の世界に入り何やら独り言を言いながら歩く。

一緒に歩きながら、横断歩道前でしっかり止まって右左を車や自転車が来ていないか確認するよう伝える。

最近になってやっと確認するようになってきた。
声掛けは必須だが。


障害受容は出来ているようで、この日のような光景を目の当たりにすると切ない気持ちになる。

気持ちは揺れ動き、いったりきたりを繰り返していくのだろう。


本人なりの成長はゆっくりしているけれど、ものすごい勢いで成長していく同級生の姿はやはり眩しく感じる。



お子さんの七五三、入学式等正装している写真、家族でディズニーに出掛けている年賀状の写真。
毎年消印はディズニー。

明らかに健常児であろうお子さん達の写真を見ると、どうしてうちは、、、と思ってしまっていた。


そんな自分が嫌で辛かった。
そう思っても良いじゃないか。
心の中で思っても良いと思えるようになってから少しずつ気持ちが楽になった気がする。

その人達は何も悪くない。
私が勝手に羨ましく思っていただけ。

けれども、何も関係ない人を恨めしく思うほど、我が子の障害を受け入れるのは苦しいものだと思う。



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