犯罪被害に遭うと、心理的にショックな状態になり、心を守る防御反応からこれは事実ではないと解離することもある。
その中で、次々に大きな判断をしなければならない、法律に素人の普通の人間が。
警察署に被害届を出すということは、被害の詳細を克明に話さなければならず、被害者にとってはかなり厳しい作業になる。
被害者届け提出後は、相手が逮捕されるのか、在宅での捜査になるのか、何もわからないまま、ただ時だけが過ぎていく。
犯人逮捕の一報がくると安堵する。
しかし次は検察庁へ呼ばれる。
検察庁でも同じ内容を話さなけれはならず、もう事件(立件)しなくてもよいと思ってしまう被害者もいると思う。
検察官が起訴すれば、刑事裁判が開かれる。
裁判に検察の証人として出廷して証人尋問を受ける可能性もある。
公判では、事件の詳細を知ることになるだろう。
ここまでに私の場合1年以上かかっており、この先どれだけかかるのか。
弁護士の話では、私の件の裁判は1、2回だろうとのこと。
被害者が複数で、追起訴、追起訴となった場合、判決はまとめて出るので時間は少しかかるだろうとのこと。
時間もかかる、精神的にも無理があるので、もういいです…という選択もある。
公判請求された場合、被害者参加制度を使って刑事裁判を見届けたい。
しんどい選択かもしれないが、事件に向き合うことで私自身の回復にも繋がると思っている。
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