被害者が裁判で発言できる制度に
【心情に関する意見陳述】がある。
次女が亡くなった交通死亡事故の裁判で経験している。
生前の次女のこと、私達家族のこと、事故に遭わなければ思い描いていた未来を裁判官に知ってもらいたかった思いが強く、意見陳述したいと自ら検察官に申し出た。
裁判中に被告人の過去の犯罪歴や、事故当時の事実を知らされることになる。
裁判の最後で法廷に立つので、その経緯を受け止めて強い意志を持っていないと臨むのは厳しい。
判決の際の裁判官の私達に対する言葉を聞いて、意見陳述をして本当に良かったと思った。
昨年、突然、犯罪被害に遭い、被害を受け入れられず乖離している状態からカウンセリングの中で事実と自分に向き合ってきた。
おそらく公判請求される事件だと思っていて(素人判断だが)
【心情に関する意見陳述】は、希望すれば出来ると思う。
はじめは、そんな気は全くなかった。
相手がどうなるのか、起訴されるのか、公判になるのか、どのような判決が下されるのか、この辺りは知りたいとは思っていた。
相手に公の場で、被害に遭ってからの現状、背負って生きていく苦しみ、罪の重さを自分の言葉で伝えられるたった一度の機会。
意見陳述したい気持ちが大きくなっている。
文章を少しずつメモに書き留めている。
でも裁判って午後からが多いんだよ。
あいぼんのお迎えやデイの送りの時間を考えると現実は難しい。
せめて書面で提出はしたいと思っている。
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