どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常

自閉症の娘の育児、家族の記録

犯罪被害者 裁判への参加制度

池袋の暴走事故のご遺族、松永さんの河野大臣へのツイートを見て思ったこと。

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裁判員裁判裁判員に選ばれた場合、多くの企業が特別休暇を認めているが、犯罪被害者が裁判に参加する場合それが認められていない。


ある日突然、犯罪被害者になる。
誰にでもその可能性は0ではない。

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元気だった家族を亡くし、現実の出来事なのか理解出来ないまま、様々な手続きに追われる。

葬儀(火葬)に出すため、病院で死亡診断書を書いてもらい、役所に死亡届を出す。
まず、死亡診断書を見て、何とも言えない思いをする。

葬儀が終わると、さらに手続きが待っていて、戸籍から家族の名前は消され、保育園の退園届け、児童手当等の停止届け、保険証の返却(当時、世帯全員が同じ保険証だったため次女の名前は二重線で消された)何が何だかわからないまま、手続きを進めることになる。

その手続きをする過程で、家族が本当に死んでしまった事実を再確認する。

このような作業は、いろいろな場面で続くことになり、その都度、当時を思い出し、少しだけ平穏な時を取り戻せたかのように感じていても、一気に当時に記憶が戻される。


事故や事件の後、警察の事情聴取など【警察署段階】があり、被疑者が起訴される場合、次に検察庁段階】がある。

そして、ようやく【裁判所段階】になる。(刑事裁判)

犯罪被害者等基本法が成立するまで、犯罪被害者は、刑事裁判に参加することは出来なかった。

世間から注目されるような事件の場合、傍聴を求める例に並んで、傍聴券を手に入れなければ裁判を傍聴することさえ出来なかった。

現在は、被害者参加制度を使い、刑事裁判に参加し、意見を述べることが出来るようになった。

しかし、刑事裁判に参加する際、会社等で特別休暇は認められない場合が多く、有給休暇を使う、欠勤する形で参加することになる。

社会的な(経済的)な不安を抱えながら、裁判に臨まなければならない。

裁判の中では、新たな現実を知ったり、被告人の反省のない発言に苦しめられたりする。

精神的な苦痛と社会的な不安の中で裁判を戦い、判決が出ても、到底、納得のいかない場合も多く、 

世間からは【いつまでクヨクヨしているの】
【もう忘れて前を向きなさい】
【もうひとり、子供がいるから良かったね】
【保険金、たくさんもらえたのでしょう?】

などと言われ、二次的な被害を受ける。


もし、犯罪被害者が裁判に参加する場合、特別休暇が認められ、正当な理由で会社を休むことが出来、給料が保証されれば、社会的(経済的)に安心出来る。

裁判に集中する事が出来るのではないかと思う。

裁判では、心身共に疲弊してしまうので、ダブルで疲弊してしまわないために必要だと思う。

私は自分とお姉ちゃんの治療をしながら、裁判に立ち向かっていたので、仕事も出来ず、経済的な不安も抱えて、裁判が終わった後、壊れてしまったから。



池袋の事故の初公判の日程が決まったそうです。


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