今田たまさんの
家族がいなくなった日〜ある犯罪被害者の家族の記録〜を読んだ。
犯罪被害者の本人が描かれた、実体験に基づく漫画。
本当に体験した人でなければ描けない内容で、細かい心情、体験が描かれている。
突然、犯罪により家族を奪われ、著者自身の心身は病んでいく。
仕事、健康、今までの生活が一変してしまう。
犯人逮捕、検察庁で話をする、裁判、刑務所での犯人の様子の連絡がくる…
著者の犯人、刑務所でもいい加減な働き態度だったそうで、そんな奴にお父さんを殺されたことが許されないと書かれていた。
次女の事故の加害者もそうだった。
刑期が8割過ぎると仮出所する受刑者が多い中、
刑期満了まで刑務所にいたよ…
犯罪の内容は違うけれど、私も同じような心情で、カウンセリングを受けたり、支援を受けながら過ごしている。
やっと前を向いて歩いていたのに、新たな犯罪被害で…
重い内容の漫画だと思う。
ごくごく普通に暮らしている人が、ある日突然に犯罪に巻き込まれ、被害者になるかもしれない。
犯罪被害者に関する書籍を、色々と読んでみたくなった。
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