どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

子供を亡くした後 私が辛かったこと

元気だった幼い子供が理不尽な事件、事故で亡くなる。

ニュース等で見聞きすると、やり切れない気持ちになる。

そして、本当の苦しみ哀しみはこれからなんだと知っているだけに
ご遺族の気持ち、これからを思うと言葉が見つからない。


子供を亡くす…
身の引き裂かれるような辛さだ。
それは年月が経てば消えるものではなく、悲しみは深まることもある。

好きだった食べ物を見ては涙し、一緒に出掛けた場所を見ては楽しかったあの日、笑顔を思い涙する。
果たせなかった約束を悔やみ、明日も当たり前にあると疑っていなかった自分を責め涙する。

楽しいイベント、思い出すら深い哀しみになる。

私が次女を亡くして辛かったのは、皆んなが忘れていくこと。

可愛そうねと言ってもらえるのは、その時だけで他人は忘れていく。

大きな事件、事故でも時が経てば忘れているでしょう…

当たり前なんだけれど、他人事なんだ。

自分達の生活は一変して、世界の色がなくなってみえた。

けれど、世間はいつまでも悲しむことに冷たい。

次女と同じぐらいの子を見るのが辛かった。

【いつまでもおぼえているからね!】
お友達からの手紙さえ辛く感じた。

この子達は元気に生きているんだ…
どうして次女だったの…と。

もう一人子供がいて良かったね。
お母さんが元気になってしっかりしないと
言われた。

しっかりしなきゃと頑張った結果、症状を悪化させて今だよ。

空が風が秋の気配を感じる季節に。

元気に生きていた、最後の秋を思い出すよ。

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