元気だった幼い子供が理不尽な事件、事故で亡くなる。
ニュース等で見聞きすると、やり切れない気持ちになる。
そして、本当の苦しみ哀しみはこれからなんだと知っているだけに
ご遺族の気持ち、これからを思うと言葉が見つからない。
子供を亡くす…
身の引き裂かれるような辛さだ。
それは年月が経てば消えるものではなく、悲しみは深まることもある。
好きだった食べ物を見ては涙し、一緒に出掛けた場所を見ては楽しかったあの日、笑顔を思い涙する。
果たせなかった約束を悔やみ、明日も当たり前にあると疑っていなかった自分を責め涙する。
楽しいイベント、思い出すら深い哀しみになる。
私が次女を亡くして辛かったのは、皆んなが忘れていくこと。
可愛そうねと言ってもらえるのは、その時だけで他人は忘れていく。
大きな事件、事故でも時が経てば忘れているでしょう…
当たり前なんだけれど、他人事なんだ。
自分達の生活は一変して、世界の色がなくなってみえた。
けれど、世間はいつまでも悲しむことに冷たい。
次女と同じぐらいの子を見るのが辛かった。
【いつまでもおぼえているからね!】
お友達からの手紙さえ辛く感じた。
この子達は元気に生きているんだ…
どうして次女だったの…と。
もう一人子供がいて良かったね。
お母さんが元気になってしっかりしないと
言われた。
しっかりしなきゃと頑張った結果、症状を悪化させて今だよ。
空が風が秋の気配を感じる季節に。
元気に生きていた、最後の秋を思い出すよ。
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