ある出来事から、犯罪被害者センターを紹介された私。
犯罪被害者支援を紹介されるのは2度目で、1度目は交通事故で次女を亡くした時、警察官に犯罪被害者支援のパンフレットをもらった。
(犯罪被害者支援センターのメモ)
次女の葬儀が終わった頃だったか母に【お巡りさんが娘さんに渡して下さいって、相談したい気持ちになったら電話してみて下さいって】と渡された、パンフレットを。
犯罪被害者…
私、犯罪被害者なの…
交通事故の被害者遺族も、交通犯罪の被害者なので。
まず、犯罪被害者という現実が重く苦しかった。
事故から数ヶ月経った頃、パンフレットを思い出し、犯罪被害者支援センターへ電話をした。
女性の相談員さんに、事故の事、現在の生活状況など色々と話した。
話していて気づいたが、事故や自分達の現状を第三者に話したのは初めてだった。
興味本位で聞いてくる人はいるけれど、自分達に寄り添って聞いてくれる人はいなかった。
犯罪被害に遭うと、犯罪そのものの被害の後、二次被害といって、犯罪がきっかけの出来事に対して、心ないことを言われたり、心身に不調をきたすことがある。
事故で負った怪我の痛み、二次被害の中で、加害者がどうなっていくのか、さまざまな機関で手続きをしたり、もう極限だった。
犯罪被害者支援センターの相談員さんには、電話相談、裁判傍聴、裁判付き添いなど、本当に親身に対応してもらえた。
私の中で忘れてはいないけれど、遠くの記憶になっていた、犯罪被害者支援センター。
今回、紹介された時、色々な記憶が蘇った。
遺族ではない、死亡事故、事件でもない。
私は本当に相談してもよいのだろうか。
悩んだけれど、モヤモヤした気持ち、やり切れない思い、その場所付近を通れない、、
色々と変更せざるを得ない現実。
生活に支障をきたしている…
勇気を出して電話をした。
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