千の風になっての訳詩作曲者、新井満さんが亡くなられたとのニュースを見た。
千の風になっては作者不詳の詩を、新井満さんが翻訳、作曲。
2006年の紅白歌合戦で、秋川雅史さんが歌い、大ヒットした曲。
次女が亡くなったのは、2006年12月16日。
その年の紅白は、実家で見ていた(流れていた)はずだけれど、秋川雅史さんの歌を聴いていない。
数ヶ月経った頃、姉に教えてもらいこの曲を聴いた。
何回か聴いていくうちに、涙が溢れて止まらなくなった。
秋には光になって畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
次女は亡くなって、姿は見えなくなったけれど
自然や生き物の中で、生きているんだ…
空を見上げたり、小さな生き物の中に、次女を感じられるようになっていった。
秋川雅史さんの追悼のコメントが心に響く。
新井さんは『千の風になって』という曲は『人が亡くなるという現実がある限り、永遠に必要とされるんだよ』とおっしゃいました。私はこの言葉をいつも胸に秘め、微力ながら大切に歌わせて頂いてきました」と回想した。
私も「千の風になって」を必要としているひとり。
新井満さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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