交通事故に遭い、次女が亡くなってから16年が経った。
もし、生きていたら21歳。
私の中では、ずっと5歳の姿のままだけれど。
去年ぐらいから、お花やお菓子をお供えしても、あいぼんがとらなくなった。
自分のではなく、ななちゃんの物とあいぼんなりに理解している様子。
知的障害、自閉症があっても、家族が次女を大切に思う気持ちは育っているように感じる。
キロロの【生きてこそ】という歌。
よく次女が車の中で歌っていた。
生きてこそ〜♫ 生きてこそ〜♫
今ここからはじまる〜
保育園の行き帰りの車中で歌っていた、甲高い次女の声が思い出される。
歌詞の中の
ママ私をはじめて抱く 気持ちはどうだった?
亡くなったてしばらくこの曲を聴けなくった。
月日が経ってから聴いたら、涙が止まらなくなった。
確かに、小さな子供でも歌いやすい曲。
この曲をよく歌っていたのは、何かのメッセージだったのかもしれない。
次女に会いたい。
正直、いつ迎えに来てもいいと思っているけれど。
もう一度会える日まで、毎日を大切に生きていこうと思う。
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