どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

被害者遺族になるまで知らなかったこと

先日、大津の保育園児が亡くなった交通事故から1年が経ったとの報道を見た。

やはりこういうニュースは、敏感になってしまう。


閉鎖したけれど、以前ホームページを作っていて、そこには色々書いていた。

(次女のことを書いたホームページ)


私が被害者遺族になるまで知らなかったこと

◯ 公表されている交通事故の死亡者数
事故発生から24時間以内に亡くなった方の人数のみ。→ 事故が原因で負傷し亡くなった人は全員、含まれると思っていた。

◯ 交通事故で死亡者がいる場合でも、そのほとんどが執行猶予付き判決又は、罰金刑のみ又は、不起訴。→ ほとんどが刑務所に入ると思っていた。

◯ 公判請求され、実際に裁判が開かれた場合の減刑理由。

任意保険に加入していること。→ 任意保険に加入しているのは当たり前だと思っていたので、それが減刑理由になることに驚いた。

事故の後、こちらが問い合わせ等しなくても、関係機関から連絡がくると思っていた。
→ 四十九日を過ぎてから警察から連絡があり、被害者遺族供述調書をとった。

その後、書類送検検察庁→裁判所の流れになるのだけど、書類送検されたら連絡して下さい」とお願いしない限り連絡はない。(当時)

知らない間に不起訴になっていたという話は、当時よくあることだった。

警察からの書類送検の連絡の後、自分で検察庁に電話をして検察事務官とやりとりをし、副検事と会って話したいとお願いした。

そこで「裁判の際、意見陳述をしたい」とお願いした。

裁判に遺影を持って行くのは可能、けれど威圧感を与えないように少し下向きにするように言われた。

判決は、禁錮1年の実刑判決だった。

理由、赤信号停車中の追突事故、速度超過、前方不注意の事故だったこと。

事故の加害者→任意保険未加入だったこと。

我が家が母子家庭で、母親も負傷し仕事にすぐに復帰できないような状況だったこと。


自分が遺族になり、悲しみと同時に驚きの連続だった…

そんな時、支えになったのが、同じように子供を事故で亡くした遺族の方のホームページやブログだった。

自身もホームページを作ることで、気持ちの整理をしたり向き合う過程になっていたのだと思う。


あいぼん自閉症のことも、ホームページにまとめてみようかな。


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