リタリコナビから知った漫画本を購入し、一気に読んだ。
ムーちゃんと手をつないで
〜自閉症の娘が教えてくれたこと〜
☆ ネタバレ含みます。
あらゆる場面での出来事、母の気持ちがリアルに描かれている漫画。
ムーちゃんが産まれる前、夫婦が描いていた子育て。
それが出来なくなった現実。
1歳6ヶ月健診で、発達の遅れを指摘。
医師の言葉、ママ達の噂話を耳にした時の思い。
障害を受け入れられない父親や実母との葛藤。
児童発達支援(療育園)へ見学。
目の当たりにした状況、、
我が子を障害児だと認める現実。
一瞬でいなくなる我が子とのスーパーでの買い物。
周囲の人の冷たい目線。
健常児の親子の会話の様子を見て思う気持ち。
経験者が描いた内容だけあって、細かな状況も伝わってくる。
作者のみなと鈴さんは、10年間専業主婦をされていたそう。
自閉症の娘さんを抱えて、漫画家としての活動は無理だったそう。
けれど、漫画を描きたい強い思いと、ご自身の経験を描いて、少しでも世の中の役に立ちたいという思いが、漫画家として再出発する強い力になったようです。
自分の気持ちと重なる場面も多く、あっという間に読み終えた。
続編が楽しみ。
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