どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の3年生です。

今年1年を振り返る

怒涛の1年でした。


春先に娘の発達に不安を感じ、療育センターの診察待ちの間、不安でネット検索の日々。

同じような境遇の方のブログを読みまくっていました。

8月に専門医の診察と心理検査を受け、10月に自閉症と診断されました。


娘が自閉症かもしれない。
早期療育? 焦る気持ち。

診断されないと、通所受給者証の発行がされない。
民間療育、受けられない。
また、焦る。

民間療育、どこもいっぱい。
また、焦る。

診断された、でも療育センターの療育は2歳児からなので対象外。(4月生まれなので1歳児クラス)
また、焦る。

民間経営の療育園はないか調べる。
しかし、近隣にはない。
焦る。

私が心身共に疲れ切り、気力をなくす、、


保育園の一時保育を探す。
空きがなく、預けられず。

正規入園で保育園の申し込み。
空きがなく、待機児童。(待機児童0ってウソやんかー。現実は保留児童という名の待機児童がいっぱい…)

入園希望の保育園の見学に何件か行く。
障害のことを説明し、受け入れ可能か聞く。
やんわり断られる園もある。
まぁ、もともと空きがないからどうしようもないのですが。


振り返ると、空きがないなど、どうしようもない事実に、焦り過ぎていたと思います。

2歳という可愛い時期を、ただただ焦って過ごしてしまいました。
もっと子育てを、今しかない時期を、楽しんだら良かったのかなと思います。

けれど、発達障害のある娘との1日は、ハードでして、楽しむ余裕がないのが本音です。


買い物帰り、散歩途中で見かけた、カマキリ。
この寒い中、元気に生きていましたよ。

かまきりねー
かまきりねー、おかいものー、ごはんー

ニコニコで話しておりました。


何か話しながら歩いていることが多い娘。

「こんにちは。どこ行くの?」

「あんまり可愛いから話しかけちゃった。」とおばあさん。😀


こんな風に、話しかけられることが多いです。


あ、そうか、、
可愛いんだぁ。
知らない人には、可愛く見えるんだぁ。

そこで、ハッとした気がします。


まだ間に合う。

焦る気持ちは、やはりあるけれど…

療育につながるまで、出来ることはやったので、待ちながら、家庭で過ごすこの時間を大切にしていけたらなと思います。



本音は、、、

ひとりは、事故で亡くし。
ひとりは、自閉症

正直、なんで私ばっかり!

思います、、

けれど、他人事ではなく、我が身にある現実です。

来年は、小さな楽しみを見つけて、ストレスは小出しに、頑張っていこうと思います。








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