カウンセリングの後に、裁判の傍聴をした。
私の事件の裁判が開かれる予定の○号法廷で。
窃盗未遂事件の裁判だった。
検察側にも弁護人がいて、後ろに衝立があったので、被害者参加人として被害者が出席されているのが分かった。
事件の内容は、借金の返済に困って、夜道を歩いていた被害者のバッグを車で近づき奪おうとして、被害者が抵抗して奪えず未遂に終わった事件。
被告人の借金総額は400万円。
借金は生活費の赤字補填によるもので、住宅ローン月々15万円、被告人のガソリン代含む小遣い等4万円。
手取り35万、何故、そこまで借金が膨らんだかというと、妻の被告人のクレジットカード払いでの買い物が月30万あったらしい。
現在、離婚して子供の親権は元妻にあり、家は抵当に。
被害者の方は、事件がきっかけで傷病しており、被告人からの謝罪文は受け取り拒否。
次回、被害者から被告人尋問が予定される。
カウンセリングの後に立ち寄った時間に開かれていた窃盗未遂事件の裁判。
そこにはリアルな人の人生があった。
裁判終了後、次回の日程決めを行っていた。
裁判官が候補日をあげて、検察官、弁護人が良い日時を答え調整する。
被害者側の弁護人が、衝立を覗き込み、被害者に日程を確認していた。
裁判所の法廷は、刑事部と民事部があり、法廷を使う(担当)裁判官が決まっている。
おそらく、私が今日見た裁判官が私の事件の裁判を担当されるだろう。
色々な意味で、事前に予備知識が得られ、多少の心の準備が出来て良かったと思う。
↑
よろしければ応援クリックをお願いします。😊