昨年、突然ある事件の被害者になり、今、刑事裁判が行われるのを待っている。
事件から1年4ヶ月経過しており、これから私以外の被害者を含め裁判が開かれる予定。
例えば被害者が5人いて同じ罪名で起訴され、それぞれに裁判が行われる場合、刑罰は5倍にならず、1.5倍になる。(懲役1年の場合✖️1.5で1年6ヶ月)
全員の裁判が終わってまとめて判決になるらしい。
裁判と向き合う期間は長くなる。
地裁判決後、被告人が控訴すれば、次は高裁に進み更に長くなる。
長くなるほどに、心労は更に増す。
初めに逮捕された事件の被害者の裁判は傍聴したい。
被告人のこれまでの生い立ち、もし今まで何か刑事罰を受けたことがあれば明らかになる。
今回の犯罪へ至った経緯もわかるだろう。
自分の事件の公判は、被害者参加人として参加予定。
判決は時間が合えば傍聴したい。
合わなければ弁護士にお願いする。
ずっと向き合っていると持たないので、弁護士にお願い出来ることはお任せしようと思っている。(被害者参加人代理人弁護士)
次女が亡くなった交通事故の時は、事故発生から地裁判決まで10ヶ月かかり、被告人が控訴したので高裁へ行ったが、当日に取り下げして出廷しなかったため、地裁判決の禁錮1年、1ヶ月後、収監された。
事故から1年で刑事裁判は終結した。
裁判に真正面から向き合い続けるのは、私の場合、1年が限界だった。
今回は既に1年以上経過。
限界を超えて、その中で自分の中で答えが出て、裁判に臨む感じだと思う。
どんな結果が出ても、なかったことにはならない。
相手がもし反省の言葉を述べても、悔しさ、怒り、悲しみ、裏切られた思い、尊厳を踏み躙られた思いをどこに持っていけばよいのか。
なかったことにはならないんだ。
声を上げられなかった被害者がどれだけいるだろう。
20年前から被害に遭っていた被害者のSNS を読んだ。
被害者の家族や親しい人に対しても、直接被害に遭っていない人へも。
悪質過ぎる。
それを受け入れて自分の中で消化して生きていく。
結果は出ているんだ。
意見陳述で供述調書では伝えきれない思いをしっかりと話したい。
その後、燃え尽きないように裁判に備えている。
人生で2度目の刑事裁判。
悲しいことに、流れは大まかにわかっている。
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