どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の3年生です。

【放課後デイ】個人面談と一生続く障害児育児

放課後等デイサービスの面談に行って来た。

個別支援計画の振り返りをさらっとして、夏休み中のデイでの様子を聞いた。

あいぼんの様子と、デイでの困り事をひたすら聞いた。

☆ソフト面と本人の様子

何とかして帰ろうとする。
駐車場に車を止めて、みんなで歩いて放課後デイに向かうのが基本だが、降車が難しい日に裏側のドアに横付けして降ろした日があったそうで、そこで降ろしてもらえるとなっているらしい。

裏側のドア付近にカギをぶら下げていて、カギを台の上に登って取り、開けて欲しい!と言うらしい。(カギに異常なこだわり)

事務員さんが出入りした隙に出て行ったことがあり、、、
車の通行も多いので危なく目が離せない。

お昼ごはんを食べたら帰る!になってしまっているので、入室早々、食べる!と言うらしい。
食べても帰られないよ!と伝え、なるべく遅く食べるようにしているらしい。

同じ学校の気の合うお友達(Aさん)いる、いないで過ごせる時間が変わってくる。

Aさんは昆虫が好きなので、カブトムシを良く見ているそうで、好きなお友達の好きな物(カブトムシ)を一緒に観察していることもあるそう。

そうして興味の幅を広げてあげられたらと話されていた。

帰りたいスイッチが入ると癇癪になって、デイで過ごす時間があいぼんちゃんにとって辛い時間になっていないか?

そうならかわいそうと自問自答しているそう。

送迎等で人員不足になるので、ずっと見るのが難しい状況とのこと。

☆ハード面

カームダウンエリア(落ち着けるスペース)はあり、その部屋に誘導して過ごすこともあったが、その部屋に入っても帰宅出来ないとわかっているようで入室を拒否するそう。
最近は利用出来ていないとのこと。

時間より早く帰宅したがる子は、他にはいないらしい。


今の放課後デイは6年生までしか利用出来ないので、高校3年生まで利用できるデイの利用も考えられた方が良いと言われた。
(週3利用で残り2日利用可能)

将来は作業所に通えるようになって欲しいと思っているが、デイで長時間過ごすことが難しい現状では厳しい思うと伝えたら、作業所やグループホームを持っている法人の放課後デイの利用を高学年になる前に探した方が良いとのこと。(これは私もずっと考えている)

ただ、高校3年生までいるので空きがないのが現状。

今から動かないと、、、
間に合わない。

相談員さんはつけられない(人員不足)自治体のため、親が自力で探しているのが現状。


面談でデイ側が困っていることを細かく聞いて、その上で何とかしようと頑張って下さっている様子もわかり、不信感を抱いていて申し訳なく思った。

それと同時に、終わりのない障害児育児を痛感した。

限りある社会資源、空きがない、やっと空いても、本人が合わない(利用が難しい)場合は、どうしようもない。

諦めも必要だと思った。

そうならないように、あいぼんに合う環境、本人のある程度は我慢する力、合わせる力を育てていかなければと思う。

親の力だけでは難しいが。


☆ 我が家の状況も話した。
交通事故で次女が亡くなっていること(3人一緒に乗っていた事故形態)
後遺症があり通院していること。
カウンセリングも通っており、場所が遠いこと。(電話に出られない)
お姉ちゃんも病気があり、あいぼんを見れないこと。

働いていないけれど、通院等でデイの利用日はフル稼働している現状を伝えた。

犯罪被害の件も簡単に伝えた。(裁判を抱えている現状)

お母さんのレスパイトも大切なので、お母さんが倒れたら、あいぼんちゃんの面倒も見れなくなるので、職員で共有して、あいぼんちゃんがデイで過ごせるようになるべく対応していこうと思いますとおっしゃって下さった。


あいぼんがデイで少しでも楽しく過ごせるよう、興味のあることを(変わったら新しい興味)や、癇癪時、行き渋る時の対処法をその都度伝えていこうと思う。





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