元自衛隊、性暴力被害者の五ノ井里奈さんの著書
「声をあげて」を読んだ。
被害に遭われ、極限の中で立ち向かって来られた経緯が記されていた。
供述調書、ダミー人形を使って詳細に再現させられ、そこまで聞くのというような質問にも答えなければならない実況見分の話。
捜査が進まない見えない中での不安や焦り。
捜査機関(検察庁等)からの連絡を待ち続ける思い。
被害者の気持ちを代弁して下さっているように感じた。
一番、印象に残ったのはこの言葉だった。
「被害者は、被害に苦しむだけでなく、生活の基盤までも失い、ただ生き抜くだけでも精一杯のところまで追い込まれる。この不条理と向き合わなければならない。
早く謝罪してもらって、普通の人生を取り戻したかった。」
五ノ井さんの姿、著書に勇気をもらえる人は大勢いると思う。
私もそのひとり。
【柔道】を心から楽しめる未来が訪れて欲しいと心から思います。
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