電車に乗って美容院に行った、あいぼん。
機嫌良くカットが出来て、スムーズに行けそうだった。
帰りの電車に乗る前に、トイレに誘ったが
「トイレ行かない!」と。
大丈夫だろうか…
帰るまで待つだろうか…
この不安が的中することに。
電車に乗ると、アナウンスが。
Y線の◯◯駅で人身事故があり、T線の上りは現在は運行しているが、今後はわからないと。
え?
大丈夫だろうか。
F駅で降りた方が良いかも。
とっさにそう思った。
迂回の別経路で自宅に帰れるので。
けれど、違う路線に変えたら、あいぼんがパニックになるかもしれない。
お父さんも、別にこのまま乗っていて大丈夫じゃない?と言いそう。
そう思って、F駅で降りずそのまま乗っていた。
が、、、
F駅を出てゆっくり走る電車、、
急停車…
「人身事故の処理に時間がかかっているので、隣りの◯駅まで行けるかわかりません。」と…
あゝ、降りれば良かったぁと後悔。
急ブレーキに驚いたあいぼん。
「おしっこが漏れそうになってきた。」と言うではないか!!
まじか…
だから乗る前にトイレに誘ったのに。
次の駅にたどり着くかわからない。
仕方なく、車内を移動してトイレを探す…
トイレ発見!
おお、誰も入っていない。
あいぼんトイレへ。
電車のトイレに入ったことがないので、大丈夫だろうか?
心配だったが、停車していたので、揺れずに出来たので大丈夫だった。
電車独特のトイレを流す水音を気に入って、ケタケタ笑っていた。
電車は隣りの駅までたどり着き、その先は行けないとのこと。
折り返し運転になるとアナウンスがあったので待っていたが、中々動かないので、別の乗り場へ移動した。
電車が来て乗り込んでほっとしていたら、この電車、当駅にしばらくの間停車しますと。
えー!
で、さっきまで乗っていた電車が折り返し運転で、間もなく発車すると…
車内の人達が、走り出す…💨
私達も走り出す…💨
あいぼん、大勢の人が走っているのが不思議だったようで、笑い出す。
F駅に到着し、別路線で帰ることに。
「電車、もうおしまい?」と何度も聞いて来た、あいぼん。
そうだよね。
何度も乗り換えて、別の路線、また別の路線に乗っていたから。
無事に最寄り駅に到着した時は、本当にほっとした。
あいぼん自身が、イレギュラーな出来事にパニックにならずにいてくれたことが本当に助かった。
事前に絵カードで予告して、出かけていても、あいぼんや私達が原因でなくても、今回のようなイレギュラーは起こり得る。
色々と大変だったけれど、1つの経験になったと思う。
今回は電車を使って帰ることが出来たけれど、帰宅まで時間がかかることもあり得るので、あいぼんが食べられるお菓子や水分は持ち歩くようにしようと思った。
この日はたまたま赤ちゃん本舗で、アクアライトとアンパンマンのせんべいを買っていたので、その点では安心していた。
超偏食っ子がいると、食が手に入らない不安も大きいから。
大人だけなら何とかするけれど、自閉症児のあいぼんには、何とかするが難しい。
物すごい緊張感の中、あいぼんと生きているから、出かけて帰った後の疲労感が半端ない…
無事に帰宅出来て良かったぁ。
疲れたよ。
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