どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

死別の深い悲しみ、障害受容と学ぶこと

先日、松田聖子さんが中央大学法学部通信教育課程を卒業されたとネットニュースで知った。

大切なお嬢様との死別、深い悲しみの中、ハードなお仕事をされながら4年での卒業は相当努力されたのだろうと思う。



私は、交通事故で次女と死別後、まず外に少し出てみようと通い始めたのがパソコン教室だった。
一コマのレッスンを受けることから始めた。
慣れてきて、先生や他の生徒さんと話したり、人間らしい生活を取り戻していった。

自分とお姉ちゃん(長女)の治療、裁判もあり、仕事を休職後、退職せざるを得なかったけれど、出来れば仕事は辞めない方がいいと思う。

大切な人との死別後、自分が認めてもらえる場所があることは、自分を見失わないために大切だから。


パソコン教室に通い始めた年の9月に、通信制大学に入学した。
身を裂かれるような苦しみの中、無我夢中で没頭出来たのは勉強だった。

初年度は少しずつ単位を取得。
2年目以降は、半年で30単位取得していった。
絶望感の中で裏切らなかったのは学んで得た知識だった。

自暴自棄にならずに生きてこれたのは、通信制大学での学びがあったからだったと思う。

あいぼんが年少の時に、保育士試験を受験。
保育士試験の勉強は、障害受容していく中で大切な時間だったと思う。


受け入れ難い、深い悲しみを乗り越えていく。
私には勉強することが一番だったのだと思う。



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