池袋暴走事故のご遺族、真菜さんのお父様の記事。
事故の後、車の整備士のお仕事が出来なくなって早くに退職を余儀なくされ
東京へ行くための旅費もかかる、収入はなくなる、マンションを売却されたそう。
到底受け入れられない現実、それでもご遺族の生活は続く。
私も事故の後、車で訪問先を回る訪問介護の仕事に復帰出来なくなった。
もう車を運転するのが怖くなったから。
信号で止まっていて追突されたから、何していても怖いのよ。
今は運転しているが、恐怖心は消えない。
仕事を休職、退職、収入は途絶え、児童扶養手当と児童手当、貯金を取り崩して生活していた。
次女が亡くなったので、児童手当等はもちろんひとり分に。
救急で運ばれた病院の支払いも私に届く。
事故の相手が任意保険に未加入だったことや、10対0の事故で私側の損保会社が約款上関与出来ないことなどさまざまな理由があり、心身共にぼろぼろ、切り崩しの生活をしていたが、周りからは【保険金たくさん貰えたのでしょう?】と聞かれ心を完全に閉ざした。
民事で訴訟を起こして判決が出て始めて損保会社から支払いがされる。
それまでは一銭も受け取っていない。
弁護士費用もかかる。
勘違いされている方が多いのではと思う。
そしてみなさんが思われている程、多額ではない。
次女の場合、高卒で働いて生涯年収が○円、そこから生活するための費用を引く、先払いするから利息も引くよというように。
大学まで行っていたかもしれないだろうと言っても
そんなことは聞いてもらえない。
高卒女子という計算になる。
それから我が家の場合、離婚した元旦那に相続権があるので更にややこしかった。
私が掛けていた保険だ。
育てていたのは私なのに…!
泣いても叫んでも法律で決められたこと。
もう一度、今世で会えないから。
どんなに望んでも叶わない。
お金で解決するしか方法がないんだよ。
今日、弁当食べながらトラックを運転している人を見た。
パンやおにぎりじゃないよ、お弁当。
絶句するわ。
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