どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

前回の続きと 保育園という場所

就学のことや療育のこと。

障害児の親は、いろいろ動くことがあり多忙。

先々のことを考えて過ぎて、不安になることがあり、私の性格のせいだと感じていた。

けれど、次女を亡くした後の出来事が大きく関係していることに気づいた。

ここの部分を置き去りにしたまま12 年が過ぎたのかもしれない。



あいぼんの送迎で保育園へ行く。
おしゃべりな年長さんぐらいの女の子が話しかけてくる。

そんな時、次女を思い出す…

思い出して悲しいわけじゃないけれど、保育園に対して、私自身が知らず知らずに頑張っていた気がする。

保育園=次女が最後に生きていた時代。

同じ保育園ではない、けれどしんどい場所なのである。

子供を亡くした親御さんなら、わかってもらえるのではないかなぁ…


ここのところ、あいぼんの保育園の行きしぶりがすごく、朝から戦い。

着替え、全力で拒否。
朝食、全力で拒否、抱っこして何とか食べさせる。
靴下履くのを拒否、裸足のまま抱き抱えて保育園へ。
大号泣のまま、送り届ける。
給食食べない。
お迎え、抱っこで帰宅。

保育園へ通い始めてまだ2カ月。
慣れないのは仕方ない。

笑顔で送り届ける。
母がニコニコじゃなきゃ、あいぼんも不安になる。

そう思って頑張ってきた。


けれど、なんか朝、ぷっと切れた感じで、、

もう無理して行かなくてもいい、、と言ってしまった。

結果、連れて行ったのだけれど。

ある日突然、学校や仕事に行けなくなる人の気持ちが少しわかった気がする。

突然ではなく、積み重ねなんだと。


とは言っても、保育園に行ってもらわないと困るし、どうしたものか。

すぐに答えは出ない問題だけれど、向き合っていく必要があるのだろう。

あいぼんの入園を機に、保育園=次女という思いに向き合うことになった。

きっかけになっただけで、時期がきたのかもしれない。






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