どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の5年生です。

手を離れていく日常を見て

くもんの教室の近くに行く用事があった。
ふと見ると、小学生たちが次々と教室へ入っていく。

「あ、ここがくもんの教室なのだ」と、そのとき気づいた。

「こんにちは」と挨拶をして中へ入り、
帰るときには「さようなら」と言って出ていく。

ひとりで来る子もいれば、友達と一緒の子もいる。

どこにでもある、ごく普通の光景。
けれどその光景を見ながら、しみじみと思った。

健常のお子さんは、親と離れて、こうして自分の足で通い、
少しずつ手を離れていくのだな、と。

当たり前のことなのに、改めて胸に残った。

あいぼんは、放課後等デイサービスに通い、
本人に合った支援を受けている。

そこで先生や友達と関わりながら、
ゆっくりではあるが、確実に成長している。

あいぼんがデイに行っている間は、私のひとり時間である。
ありがたい時間であり、それで良いとも思っている。

小さな頃を思うと、他の子と比べることもあまりない。

それでも

くもんに通う子どもたちの姿を見て、
ほんの少しだけ、切なさを感じた。



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