どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の4年生です。

心がざわつく12月

近所の銀杏の木が色付いて、そして枯れ木になっている。

空を見上げるとすっかり冬の空。
心がざわつく。
久しぶりに不安の頓服を飲んだ。

去年はわりと大丈夫だったこの季節。
大丈夫だったわけではなく、刑事裁判で多忙で心がそちらに集中していただけなのだろう。


この季節になると鮮明に思い出す、亡くなる前の1ヶ月。
落ち葉を踏んで手を繋いで歩いた道。
最後の保育参観で作ったクリスマスリース

中耳炎になり夜間診療に行ったこと。
膀胱炎になり事故の前々日まで通った小児科と耳鼻科。
通院で早く迎えに行っていたので、お姉ちゃんの個人面談に付いて行き、担任の先生にお利口ねと褒められてニッコリ笑っていたこと。

事故の前の1ヶ月は、いつもより次女と過ごす時間が多かった。

この世で生きている期間が短いから、最後の遺された時間を過ごせたのかもしれないと、しばらく経ってから思った。


事故の加害者を恨む気持ちはもうなく、ただ、まだ未来ある命を奪った事実を忘れないでいて欲しいと思うが期待もしていない。

別の犯罪被害事件の受刑者にも、今は憎む気持ちはない。
犯罪を犯さずにいたら開業医を辞めた後も、いくらでも仕事はあっただろうにと思う。

怒りや憎むことはエネルギーが必要なので、諦めというかエネルギーもないというのが事実。

何年経っても穏やかに過ごせない12月を受け入れよう。


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