簡易書留が届いた。
消印は石川県からで差出人の名字が、私が幼少期に名乗っていた名字と同じだった。
中身を確認すると、離別した実父が4月に亡くなったらしい。
差出人は娘さんだった。
遺産相続に関する内容。
持ち家、預貯金があるとのこと。
現在持ち家は、実父の再婚相手が住んでいるらしい。
負債はなく、家と少ないけれど預貯金を残して亡くなった実父。
再婚後、慎まやかに親子3人で暮らしていたのだろう。
娘さんにお任せして手続きを進めてもらおうと思っている。
分与はいらないので、その意思を書面で司法書士に送らなければならない。
その後、諸々の手続きが必要だろう。
相続手続きの書面を目にして、思い出すのは次女の遺産相続を別れた元夫との間で行ったこと。
次女の遺産って?
保険金なのよ。
命の代償…
加害者は無保険だったので、私が加入していた任意保険の。
離婚しても父親だから、子の死亡保険金の半分の相続権があるんだ。
法律で決められたこと。
加害者への怒り以外に、私はこの法律にも苦しめられた。
親が先に亡くなって相続の手続きを子が進める。
離別した父の娘さんからの突然の知らせなんだけれど…
当たり前の順番に安堵さえ感じる…
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