どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の3年生です。

【死別の受容】と小休止のすすめ

前回の続き。

「小休止のすすめ」を読んだ。



ヒロミさんとサイバーエージェント社長 藤田晋さんの著書で、ふたりがテーマに沿って、それぞれの言葉で語られている。

対談ではなく、とても読みやすかった。

この本を読んで、【死別の受容】が思い浮かんだ。


長い小休止にいる私自身…


大切な人と死別の後、辿っていく心の状態として、良く知られているのが、キューブラーロスの悲しみの5段階。



第1段階 【否認】
第2段階 【怒り】
第3段階 【取引】
第4段階 【抑うつ
第5段階 【受容】


事故で次女を亡くした後、自分の身に起きていることなのに、別世界にいるような感覚になった。

亡くなった?
何で、朝まで元気だったよ、隣で笑っていたよ。

昨日、髪の毛をカットしたよ。

虫歯の治療も終わったばかりだよ。

淡々と葬儀を進めていき、何が何か考える余裕もなく、自分の意思が定まらないまま、お墓を建て納骨した。
(今は京都の本願寺に納骨している)

この時期が第1段階の【否認】だったと思う。



何で私達だったのか。

もし、5分遅く家を出ていたら、あの交差点で信号待ちしていなかったかもしれない。

コンビ二に寄っていたら、加害者の後を走っていたかもしれない。

自分を責めた。第2段階の【怒り】の時期。



加害者のこれからを知りたくて、警察、検察、裁判所へ出向き、たくさんの手続きをし動いた。
刑事裁判では、被害者遺族として意見陳述をした。

結果、たった1年だけれど、加害者は実刑判決を受け収監された。
(交通事故で人が1人亡くなっても、ほとんどは執行猶予付き判決)


この時期が、第3段階の【取引】だったと思う。



「交通事故だから、たくさん保険金が入ったでしょう?」言われたことがある。


加害者は任意保険に未加入だった。

10対0の事故割合の時、私の方の任意保険は使えない。

人身傷害保険に入っていたので、それを使って、自身の治療などを行った。

そしてもう一つ、私を苦しめたことがあった。

子供が亡くなって、その保証で入る保険金。

離婚していても、父親に半分の相続権がある。

私が加入していた保険。
亡くなった我が子の命と引き換えになったお金。


悲しみに暮れる時間もなく、ただただ悔しさ、怒り、苦しみの中で、手続きを進めていった。
(現在は和解している)



そして、第4段階の長い【抑うつ】に入った。

世間との繋がりをシャットアウトし、最低限にした。


その後、自分の心の状態が知りたくて、大学に入学して心理学を学んだ。

必死になって勉強していた。
スクーリングに通った。
3年半で単位を取得、4年で卒業した。


そして第5段階の【受容】へ繋がっていったと思う。


完全に受容できたかと言うと、そうではないと思う。

それで良いのだとも思う。


あいぼんの【障害受容】も、そうなのかもしれない。


人生、小休止の期間が長くても、それで良い。

それで良いよと、自分を認めてあげたいと思う。



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