どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

【偏食】サイゼリア キッズメニューと療育探しに彷徨っていたころ

サイゼリアでひとりでランチを食べた。

ランチが500円は安い。



サイゼリアのキッズメニューに2年半ぐらい前までは、フライドポテトがあった。

民間の児童発達支援(療育)を探して、走り回っていたあいぼんが2歳の頃。

見学の後、ランチをする店を探していて、サイゼリアにフライドポテトがあるから大丈夫と安心して入ったら、、

フライドポテトがなくなっていた


キッズメニューを開いた時の、焦りは今でもよく覚えている。

だって、前日に見たホームページにあったフライドポテトが、コロコロした四角のポテトに変わっていたのだから。

おこさまポテト…
揚げていない、もそもそしたポテトは食べないよ…

この日、サイゼリアあいぼんは、、隣の席を覗き込む。
店内を走り回る。

おこさまポテトを少ししか食べない。
フォッカチオも食べない。

帰りの電車では、寝転がる。
キーキー言う。
車両の端から端まで、走り回る。

私は疲れて…
この日、プチっと何が切れて、、

もう無理だ、、と思った。

その後、心療内科に行くことになるのだけれど…

療育に空きが出ても、遠くまでこの子を連れて行けない。

年少になるまで、自宅で出来ることをやればいいと思うようになった。


当時の気持ち…

自閉症かもしれない…

療育センターの診察待ち。

やっと診察が受けられた→ 診断までの間のモヤモヤした期間。

療育って何?

療育に空きがない。

障害児通所受給者証がないと、療育を受けられない?

民間の療育を探しまくる。
近くには空きがないので、遠くまで見学に行く…

そして、サイゼリアでのようなことがあり、プチっ何かが切れてしまった。

色んなことが、積み重なって。


今、振り返ると、そこまで焦らなくても良かったかなと思う。

それは、今だからそう思えるのだろう。


サイゼリアのキッズメニュー。
お子様ランチ的なものがなくなっていた。


このメニューの中で、一般の子供たちは食べられるメニューがあるのだろうか?と思っていたら、近くに座った子供が

「タラコスパゲッティがいい!」とパパに言っていた…


すごいなぁ、健常児。

このメニューが食べられたら、どんなに楽だろうか、、

あいぼんを育てていなかったら、私も気づくことはなかっただろう。




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