どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

【障害受容】と保育園の懇談会

年度末、保育園の懇談会へ行って来た。

お姉ちゃん達の頃から、園や学校行事には、なるべく参加して来た。


けれど…
5分もしない内に、欠席すれば良かったと思った。


和やかな雰囲気の中、会は進められていった。


保護者が順番に、自己紹介、今年1年の子供の様子を話していく。


「クラスのお友達の名前がたくさん出てきて、毎日、楽しそうな様子がわかります〜(^ ^)」

「言葉の成長が大きく感じられ、すらすら会話出来るようになりました。」



笑いありの楽しい雰囲気。

私は、「発達がゆっくりなのですが、あいぼんのペースで、成長出来た1年でした。」と言うのがやっとだった…



先生が、クラスの様子、こんな所がすごく良かったなど、話していく、、

へぇー、定型発達のお子さんって、こんなことが出来るんだ。

すごいなぁ…と、ただ驚いていた。

そのうち、辛いなぁ、、聞きたくないな。

この場を去りたいな、、と思えてきた。

しばらくすると、先生と他の保護者の方が、何を言ってるのか、わからなくなっていった。


人は、聞きたくない話は、自己防衛のためシャットアウトするのかもしれない。


私のメンタルの状態では、懇談会の参加は時期早々だったのだと思う…


【障害受容】少しは出来たと思っていたけれど、、全然出来ていなかったことを思い知らされた。



キューブラーロスの悲しみの5段階。


第1段階 【否認】
第2段階 【怒り】
第3段階 【取引】
第4段階 【抑うつ
第5段階 【受容】

私は、第2段階から第4段階を、うろうろしている状態なのかなと思う。


第2段階の【怒り】

自閉症、、何で我が子なんだ。
何か悪いことをしたか?

第3段階の【取引】

適切な支援を受ければ、成長していくよ。
療育や出来ることをやって行っている。

第4段階の【抑うつ

どうやっても、我が子は自閉症という事実は変わらない。
将来への不安。

それが悪いわけじゃないと、頭ではわかっいる。

周りと比べてしまい、憂鬱な気持ちになる。

健常児を育てていても、比べることはあるから。

比べてどうこう思うのは、辞めた方が良いな…


健常児のこれだけ成長しました〜!の大合唱は、かなりキツイ。

必須じゃない園行事の参加は、見送っても良いかもしれない。


【死別の受容】へ続く。





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