どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

大学心理相談室のカウンセリング

月に1、2回、大学心理相談室へカウンセリングに通っている。

約束の日に大学へ行って来た。


(カウンセリング前に食べた、スープストックセット、半年に一度ぐらい無性に食べたくなる)


今回相談したのは、高速道路が怖いこと。


どうして恐怖を感じるのか考えてみた。

◯ 次女の事故は、国道のバイパスで起きた。
制限速度60Kmだけれど、かなりの速度で走っている車が多い。

高速に似た道路形態、スピードで事故に遭ったことが、恐怖の原因かと思われる。
衝撃は今でも鮮明に覚えている。


◯ 別の事故が原因か?

助手席に乗っていた際、運転手が無理な追い越しをして事故に遭ったことがある。

片側1車線のカーブの多い道路。
前にけん引をした車があり、低速度で走っていた。

対向車が来て、あーぶつかるという恐怖、こちらも今でも浮かんでくる。

幸い、怪我人はなく、対向車がけん引していた車に当たり、車の破損のみで済んだ。

思い起こせば、この事故以来、私は助手席に乗るのが怖くなったのだ。


不思議なことに、タクシーやバスは怖くない。
高速でも大丈夫。

きっと職業ドライバーだからという安心感なのだと思う。

もし何かあった時、こちらが責任を問われることがないから。

事故の後、様々な手続きがとてつもなく大変だった。

特に次女の事故の際、自分でもよくやったと思う。

気力だけでやっていたのだが、、

もちろん弁護士に依頼したんだけど、依頼したら何でもやってもらえるわけではなく、こちらがすること、出来れば目に触れたくない書類を目にすることも多い。

悲しみに暮れる時間もなく、ただ走り回った1年。

その後にきた、喪失感はとても大きなものだった。

あの壮絶な体験は、もう二度としたくない。



カウンセラーが話していて心に残った言葉は

それだけの怖い思いをし、大変な経験をして恐怖があって当然だと思う。

生活するのに困らないぐらいまで、車を運転出来るようになったことが、むしろすごいこと。

怖い思いをした自分をもっと大切にしてあげても良いのでは?と。


カウンセラーの言葉を聞いて。

恐怖があるから高速に乗れないのではなく、乗れなくて当然。

でも本当は乗りたい気持ちがあるのなら、その思いも大切だけれど、今は無理せず、ここまで出来ているだけで充分だと。


私は、怖いから高速に乗れないことを恥じていたことに気づく。

怖くて当たり前。

目的の療育センター、偏食外来の病院の往復、スーパー等への買い物が行けるようになっただけで充分。

その自分を褒めてあげたいなと思った。







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