どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

アマゾンプライム会員とコウノドリと喪の作業

ネットでの買い物、アマゾンや楽天をよく利用している。

アマゾンで買い物すると、プライム会員を試してみませんか?と聞いてこられる。

以前、カードの明細を見て、プライム会員になっていることに気づいたことがある。

この解約がなかなか面倒で、、
手続きして、年会費を計算して返金してもらった、、

同じ間違いを繰り返さないよう気をつけていたのだが、カードの明細に「アマゾンプライム会員費」の項目が!

またやってしまったかぁ。

即座にパソコンを立ち上げ、解約手続きをした。

今回は月払いになっていて、1ヶ月分400円のみの請求で済んだ。

1ヶ月間は、プライム会員。

何が使えるのかと、プライムビデオのアプリを入れてみた。

おお〜
結構、いろんな種類があるんだ。
(アマゾンの思う壺か…)

テレビ項目に、コウノドリがあった。

2015年放送の2話が印象に残っていて、、
アプリで見ることに。

臨月間近の妊婦さんが交通事故に遭い、命をかけて出産するという難しいテーマ。

小栗旬君演じる妊婦の夫の言葉が突き刺さる…

「晴美、昨日まで元気だったんですよ。」


昨日まで元気だった、、、
ピンピンしていた人が一瞬にして生死に関わる状況になる。

現実なのだけれど、自分の身に(家族)に起きているのに、理解できない。
人ごとのように感じてしまう。

人はあまりにもショックな出来事に遭遇した時、心を守るためにそうなるらしい。

私もそうだったから、、、

次女も朝まで元気だった。

それが、病院で自分の意識が戻った時には、

「もう、お母さんと呼ぶことは二度とない。」と告げられた。

たくさんの管で繋がれた姿。

人工呼吸器の空気を取り込む音がだけが病室に響いた。

この状況をなかなか理解することが出来なかった。


考える時間もなく、、
その日の深夜に次女はお空へと旅立った。

淡々と葬儀の準備をしていったのだけれど、、

実際は気丈だったわけでもなく、そうせざるを得ない状況だっただけ。

あの日から、もうすぐ12年が経つ。


コウノドリの2話。

後の回で、育児と仕事に悩む父と赤ちゃんが登場している。

妻を亡くした当初、その後が描かれているのがいいなと思った。

本当の苦しみは、数ヶ月後、数年後にやってくるから。

そしてずっと続いていくものだから。

悲しみは消えないけれど、その悲しみを感じる時間は減っていく。

笑っても良いんだ。

楽しんでも良いんだと思えるようになっていった、私は。

けれど、どんと深い悲しみを感じることもある。

落ちたり上がってきたり、自分なりに付き合えるようなった気がする。


アマゾンプライム会員に、知らずになっていて(自分がポチッとしたのだが)
またかぁと思ったけれど、コウノドリを見る機会が持てて、ドラマの内容と共に、自分の気持ちを振り返ることが出来て良かったなと思う。





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