どんな空でも 自閉症の娘と家族の日常 

自閉症の娘の育児、家族の記録 支援級の2年生です。

羨ましい気持ち

遊び場を求めて、いつもと違う大型スーパーに出かけました。


珍しいので、娘は大はしゃぎ。
ゲームコーナーの乗り物に乗ったり、うろうろ見たり。

雛人形を見て
「かわいいーね❤️」と言ったり。
(長いこと見ておりました。)


おもちゃ売り場に、サンプルが置いていて遊ぶスペースがありました。

はじめは娘だけだったのですが、気づけば、同じぐらいの子供が5人遊んでいました。


『ママ〜 ○○ちゃん、アンパンマンで遊ぶ〜』

『ブロックで 車作ってー』

ママと楽しそうに、遊んでいました。

会話が成り立っている。

娘は、その子たちの言葉を真似しておりました。

ここまでは、いつものことなので、それほど羨ましいとは感じませんでした。


ランチは、お決まりのマクドナルド。
会計の間、待てずに、パーっと走り回る。

出来上がった商品の受け取りは、抱き抱えながら、、

後から、おもちゃ売り場で遊んでいた親子がやって来ました。

大人しく待てる。
食べている間も、和やかな雰囲気。

私は早く食べないとと、慌てて食べる。
食べ終わったら、娘がうろうろするので。

お店を出る。


買い物して帰ろうと思っても、マクドナルドの前のハッピーセットのおもちゃのサンプルを見て、動かない。

ハッピーセット、私はリラックマ♫」
ハッピーセットリラックマ♫」の繰り返しを話し続ける…


CMのマネ、エコラリア劇場が繰り広げられておりました。

キウイ🥝一つだけ買いたかったけれど、カートに乗せようとしたら、仰け反り危ないので、諦めて帰ることにしました。

帰る道中も、ぱっーと走って行くので、リュックの紐を持っていました。
命綱です、本当…

電車に乗り、行って帰って来るだけで、ヘトヘトになります。

ヘトヘトの時…
地べたに寝転がり、癇癪を起こす娘を見ていると

健常児の親子が、羨ましく感じます…


けれど
癇癪が収まって、エコラリア劇場を繰り広げている娘を見ると

ニコニコ笑顔で、幸せそうに見えるのです。

娘自身は、幸せなのかなぁ?
でも本人は、生き辛さを感じているのでしょうね。

しんどい、健常児が羨ましいと思っているのは、親の私だけなのかもしれません。

お姉ちゃん達を育てていて、健常児でも、色々大変なこともありました。

次女のことは、大変というひとことでは済まされないですが…

娘が楽しそう、それが一番なのかもしれませんね。





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